2005年5日27日

「美味しいミネアポリス」

ミネアポリス公演。NYCから、飛行機で移動。
NYC-ミネアポリスが、なんと一人5000円!(税込)
最近、航空券を安くゲットするのもプロ級になってきて、
旅行代理店を開けそうな勢いである。
今回見つけた航空会社は、ミネアポリスが本拠地。
その名も「サンカントリーエアライン」。太陽の国航空・・・。
聞いた事がないけれど、安いのでヨシとする。
なんと、この値段で、2時間弱のフライトなのに、サンドイッチが出た!
感無量である。しかも、おいしかった。ビバ太陽の国。

ミネアポリスに到着。
宿泊した、DOUBLE TREE HOTELは、大好きなホテル。
なぜなら、チェックイン時に、暖かいチョコチップクッキーが出るのである!
NYCを出たときから、このチョコチップクッキーを楽しみにしていた。
言わないと、出してこない支店もあるので、必ず頼んで、もらう事。
旅の疲れは甘いもので癒す。

今回のギグは、ミネアポリスにある、ダコタバー&グリル。
ウェブサイトが、DAKOTACOOKS.COMだけあって、料理に力を入れているクラブ。
オーナーが、アメリカのBEST JAZZ CLUBに雑誌で選ばれたと喜んでいた。
どこのジャズクラブでも、はずれのないシーザーサラダなんかを頼むのだけれど、
このクラブは別格。
メニューの気合いが違う。
例えば、シーザーサラダでも、
「サラダ、シーザードレッシング和え、スパイスをからめたクルトン乗せ」
のように、こだわりが見られる。
私は、「海の幸たっぷりシーフードチャウダー」と
「マッシュルームニョッキ(パスタ)のブラウンバター添え」を頼んだ。
何が出てくるのか、正直よくわからなかったが、パスタが食べたかったので、挑戦。
トニーマーティンも、前菜ーサラダーメインコースーデザート、フルコースで頼む。
3人とも欠食児童のように、食べる。
トニーの頼んだ「100%アンガスビーフステーキ、2度焼いたポテト添え」
を一口食べたのだが、びっくりするほどおいしかった・・・・。
これにすればよかった。
パスタもものすごくおいしかったのだが、
アメリカでここまでおいしいステーキを食べた事はない。
外はよくやけていて、中は程よくジューシー。料理の鉄人である。
食べものの話ばっかりになってしまったけれど、
摂取カロリーを全消費すべく、熱血演奏。
去年、ミネアポリスのジャズフェスに来てくれたお客さんがたくさん来てくれて、
とてもウェルカムな雰囲気で、楽しい演奏ができた。
セットの合間にCDを売る。
CDを計120枚注文したつもりが、
間違いでアナザーマインド、ブレインとも120枚ずつ来てしまった。
手持ちで、さらにこの後のダラス用に120枚もってきていたので、合計360枚。
これは、がんばって売らないと、持っていくのが大変・・・。
この日は、42枚CDが売れた。42枚分軽くなった。
ホテルに戻って、明日はステーキを食べるぞ!と誓い、寝る。

ミネアポリス2日目。
起きて、昨日のライブを聞き直して、チェックを入れる。
今日は、昼間2時間クラブを使える事になったので、リハをする事にする。
リハのためにクラブに行ったら、マーティンが、
ものすごくおいしそうなタコスを食べていた。
クラブの隣にある、メキシカンだそう。
トニーも食べたとの事で、二人があまりにおいしいおいしい言うので、
ものすごく惹かれたが、夜のステーキに備えるために、我慢する。
リハを無事に終え、ステーキを注文。

ステーキ登場。
昨日の夜から楽しみにしていたものを、
目の当たりにするのは、なんとも嬉しいものである。
「おいしい」「ああおいしい」。何度も繰り返しながら、食べた。
思わず、調理場まで足を運び、シェフにお礼を言いにいった。
そして、またカロリー消費の演奏。
オーナーに言われた。「こんなに年齢層の広いのはなかなかないよ」。
会場を見渡すと、高校生から、80歳までいる。
みんな、去年のジャズフェスで見てくれたそうである。
80歳のおばあちゃんが、演奏終了後、
涙を流しながら、話しにきてくれて、
「生きる活力をもらった。ありがとう」と言ってくれて、
こちらが活力をもらう。
ライブ会場でひとつになる感覚。これだからライブはやめられない。

この日は、スタッフの人もたくさんCDを買ってくれて、
55枚CDが売れた。55枚分軽くなる。
すごく楽しい二日間だった。
最近引っ越しもして(ねずみハウスとさよならしました)、
疲れがたまっていたのだが、疲れを癒してくれるのは、ライブである。
よく「このスケジュールで疲れませんか?」と聞かれるけれど、
ライブをすると、エネルギー補給ができる。
お客さんがエネルギーをくれる。
もちろん、睡眠、バランスのいい食事は必要不可欠だが、
ライブをすると、エネルギーがもくもく湧いてくる。

ホテルに帰って、263枚のCDをスーツケースに詰め込む。
行商のようである。半端なく重い。
CDが売れると、お客さんが手に取ってくれたのはもちろんだけれど、
さらに荷物が軽くなるので、嬉しい。
売れ残ると、本当に罰ゲームのようで、「まだまだ修行が足りんのじゃ」と、
重い荷物を持って、移動。

今はダラスへの移動中で、飛行機の中。
雲が厚くて、ガタガタ揺れている。飛行機は何度乗っても慣れない。
最近「グッドラック」というドラマのDVDを友達にもらって、見たのだが、
ものすごい乱気流を乗り越えるシーンがあって、飛行機の中で乱気流にあうと、
そのドラマのワンシーンを見て、これで乗り越えられてるんだから、
大丈夫だ!と思えるように、
いつもそのドラマのその回のDVDを持って歩いている。
「それだけ飛行機に乗っているんだから、余裕でしょ?」とよく言われるのだが、
これだけは本当に慣れない・・・。
父からもらったいろんな神社のお守りも10コ程持ち歩いている。
このお守りセットを忘れるとパニックである。
なので、いつもパイロットには心をこめてありがとうを言って降車する。

さてと、今日はダラスでの公演。また気合いを入れてがんばります。

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