2004年6日22日

「BRAIN TOURスタート」

いよいよ、ツアーがスタートしました。
アトランタから、始まり、ニューヨークを終え、今回のツアーは、ニューヨーク~クリーブランド~ミルワーキー~デトロイト。
旅行記でも書いてみるとします。

まず最初は、クリーブランド。オハイオ州の街です。
クラブについて、サウンドチェック。
本番1時間半前から来ているお客さんグループがいる!
と思ったら、去年クリーブランドでライブをした時に来てくれていたお客さんでした。
彼等は、ものすごくライブを盛り上げてくれ、こちらが拍手喝采したいくらい。

とっても、素敵な応援団。
家族や友達のいない街で、こうやって応援団がつくと、なんとも嬉しい、暖かい気持ちになります。
ライブって、あくまでパフォーマー+お客さんで一緒に造り上げるものだという事を、再確認した瞬間でした。
帰る時に「それじゃ、また日曜日ね!」と言われ、
「え!?デトロイトも来るの?」
「もちろん!300マイル運転して行くさー」(気さくなおじさんたち)

クリーブランド2日目、日本人のお客さんを発見!
こういう予測しない所で、日本人の人に会うと、本当に嬉しいです。
なんとも言えない、「ホッ」。
私は日本人だなぁ~なんて、改めて思ったりします。
彼等は、大学の研究生だそうで、ライブ終了後話し掛けてきてくれました。
またまた、とっても素敵な人達。
こうやって毎日疲れた体を、お客さんが癒してくれます。
支えられて、毎日がんばれる、と思う瞬間です。ありがとう。

ライブ終了。バテバテで、ホテルへ。
ドラムのマーティンが、コンビニへ寄りたいというので、ホテルの近くのコンビニで降ろしてもらう事に。
24時間のはずのコンビニがしまっています。おかしいな。
仕方ないのでマーティンは、クラブオーナーにもう少し先のコンビニまで連れていってもらえる事になり、
とりあえずホテルに私とベースのトニーは戻ります。
あれ?ホテルの様子がおかしい。
やけに暗い・・・。

「停電」

ストームで停電です。
そういえば、行く時、雨が強過ぎて、ワイパーを最速にしても、前が見えないという事態だった事を思い出しました。
というわけで、汗だくで帰ってきた3人。ムシムシ湿度の高い日でした。
エアコンなし。シャワーお湯なし。(涙)

開いているコンビニをなんとか探して、戻ってきたマーティン。
そこも24時間のコンビニのはずだったのだけれど、
「さすがにもう閉めるから、そこらへんにあるドーナツを全部持っていっていいよ」
と言われたらしく、ドーナツをスーパーの袋一杯持って帰ってきました。

でかしたマーティン!

というわけで、廊下で3人でドーナツを食べ、その後は、各自部屋に戻り、暗闇で生活。
深夜二時半。やっと電気が戻りました。

ミルワーキーでは、アジアンムーンフェスティバルという、アジアのいろいろなダンスや、芸術を集めたフェスティバルに出ました。野外です。
やっぱり、夏は野外に限ります。
「40分のセットを2回やってください。セットの間には花火があがります」
「花火!?」
というわけで、花火本当に上がりました。
セットの間に花火が見れるなんて、こんな体験、もう2度とないかもしれません。
びっくりしました。

花火は日本が誇る文化ですね。
アメリカで、独立記念日などで花火を見る機会は結構あるのだけれど、ドンドン間髪入れずに上がり、お客さんは上がる度に、「イェー!」。
日本の、「ヒュー」の後、花火が上がり、その後の「ドンッ」という静けさに響く音を楽しむ、という「わびさび」が時々恋しかったりします。

ミルワーキーでも数人、日本人の方に遭遇。
「ありがとう!」っていう響きは、やっぱり自分のなかで特別です。
サンキューとかメルシーとかダンケとかも嬉しいけれど、「ありがとう!」ってやっぱり大和魂がうずきます。

そして、デトロイト。
クリーブランドの応援団はやってくるのでしょうか?
いましたいました!!ビッグハグ!
他にも「去年デトロイトジャズフェスで見て、来たよ!」と言う人達もちらほらいて、こうやって、少しずつ、友達の輪が広がっていきます。
デトロイトでは、途中から雨に見舞われました。
みんな、びしょぬれです。
雨の中のライブってなんとも熱いですね。
「みんな、びしょぬれで、音楽をわかちあう」って音楽に対する情熱感じます。

そうでした!いつも、ファンメール、ありがとうございます。
全部しっかり読んで、毎日、メールに支えられてます。
明日もがんばろう!と思います。
日本でツアーに行ったら、メールの送信者に会えると思うと、わくわくです。
本当に、みなさんには頭が上がりません。ありがとう。
エネルギーをくれて、ありがとう。
そのもらったエネルギー、倍にして返せるよう、日々修行の旅は続くのでありました。

PAGE TOP